ゲンガーの型まとめ

6世代シングルでガルーラと対をなす壊れポケモン、ゲンガーの型について振り返ってみる。
なおこいつは細かいカスタマイズ性が強いので、ここでは基本形をメインに載せる。


〜素ゲンガー〜

臆病 135-×-81(4)-182(252)-95-178(252) @襷
シャドボ/こご風/選択/選択 
→初手でアドを取りに行くゲンガー。岩石封じからステロ展開に持っていく先発地面に対しめっぽう強い。選択枠は一致技のヘド爆、1:1を取りやすい道連れ、展開を許さない挑発、サザンをワンパン出来るマジシャ、後続の展開を補助する鬼火辺りが多い。稀にミラー、ガルド意識で無邪気不意打ち持ちもいる。襷持ちの特徴としては、こご風か不意打ちはほぼ確定で持っている印象。


臆病 135-×-81(4)-182(252)-95-178(252) @命の珠
祟り目/気合い玉/催眠術/選択 
→命中率考慮しないなら最強のゲンガー。火力は臆病C振りメガゲン以上で、無振りガブを中乱数、無振りメガガルを最高乱数以外確定でとばせる。ミラーでも同速さえ勝てればHSメガゲンを中乱数で倒せ、トップメタに対して出し負けにならない強さがある。選択枠は1:2交換を狙える道連れか、アドを拡張できる身代わりが多い印象。


臆病 161(204)-×-86(44)-151(4)-96(4)-178(252)
シャドボ/身代わり/金縛り/鬼火 @黒いヘドロ
→場を荒らすのに適してるゲンガー。有効打が少ない相手は金縛りで流しやすいため、鬼火を撒く機会が多い。シャドボが祟り目になったり、鬼火が必中の毒々になってるパターンもある。


控えめ 135-×-85(36)-200(252)-95-158(220)
シャドボ/ヘド爆/気合い玉/道連れ @眼鏡
→想定外の火力で崩しにいくゲンガー。PTによって10万こご風エナボ辺りも候補に入る。この構築みたいに並びで誘導できると真価を発揮する印象。


控えめ 136(4)-×-80-200(252)-95-162(252)
シャドボ/鬼火/トリック/道連れ @スカーフ
→ミラーに強くて抜き性能があるゲンガー。襷とD振り以外のゲンガーを無償突破でき、突破後もスカトリや道連れ等で仕事を残しやすい。気合い玉やヘド爆も候補。控えめだと陽気スカガブに抜かれるが、臆病だとH振りゲンガーを1発で落とせないのがネック。


せっかち 135-117(252)-72-151(4)-95-178(252)
シャドボ/ドレP/挑発/身代わり @黒いヘドロ
→対受けル特化のゲンガー。有利対面で身代わりを張れれば大体勝てる。ドレパンの枠は気合Pでも可。持ち物は威張るラッキーを分からせるラムでも可。メガゲンでやればスカーフバンギもケアできるようになる。





メガゲンガー

臆病 135-×101(4)-222(252)-115-200(252)
祟り目/気合い玉/催眠術/選択 
→珠ゲンガーと同じく命中率考慮しないなら最強のゲンガー。珠型より火力は劣るものの、Sと耐久が向上したことで、高耐久組や先制技持ちに対してきっちり仕事しやすい。また、交換を許さないため裏との連携を断ちながら処理できる点も優秀。選択枠は道連れ、身代わり、鬼火、ヘド爆辺りがメジャー。ボルトクレッフィや重力使いと組んでることが多い印象。


臆病 159(188)-×-100-190-124(68)-200(252)
シャドボ/滅びの歌/選択/選択
→6世代ではお馴染みとなった滅びゲンガー。こいつを確2に出来ない低火力ポケは軒並みこの型で詰む。選択枠はナンスや脱出ボタン持ちと組む場合守る+道連れor金縛り、ピン採用の場合は身代わり+道連れが一般的。努力値はミラー意識のD振り以外にもアローやガブリアス意識でB寄りに調整することも多い。催眠祟り目を組み込んだハイブリッド型も稀にいる。


臆病 149(108)-×-126(204)-190-115-192(196)
祟り目/ヘド爆/鬼火/道連れ
→物理方面に行動保障を持ったゲンガー。Sはメガ前ガブ抜き、メガ後ゲッコウガ抜き。いじガブの逆鱗をメガ前で最高乱数以外耐えするため、ガブ対面で択を作らず対処できる。メガしなくても比較的単体性能があるため、2メガ選出もしやすい。この技構成の型は使用率が高いことから、努力値配分に関しては特に多種多様な印象。


控えめ 165(236)-×-100-209-143(220)-157(52)
シャドボ/こご風/ヘド爆/道連れ
→特殊方面に行動保障を持ったゲンガー。対面ミラーやゲッコウガに対してつっぱりやすいのが特徴。1匹処理した後で遅いことがバレていると扱いにくいため、裏のエースを通したいときにだけ採用するのが正しい使い方の印象。


臆病 159(188)-×-115(116)-191(4)-116(4)-192(196)
シャドボ/挑発/道連れ/鬼火
→展開防止兼1:1交換特化ゲンガー。挑発で壁ステロ展開を防止しながら1:1交換、もしくは引いて道連れ温存する動きが出来る。滅び型と違い後出しでは縮小ムラっけ勢に対し不確定要素があるものの、単体性能はそこそこ高く腐りにくい印象。


控えめ 159(188)-×-101(4)-210(4)-125(76)-180(236)
シャドボ/ヘド爆/道連れ/トリル
→トリルギミックを搭載したゲンガー。トリルを採用することで裏の展開を補助するだけでなく、9回目の道連れを打てたり、電磁波加速竜舞蝶舞等への切り替えしが出来るようになる。ミラーでも強め。




他にも猫の手PT型、物理型、スキスワ型、ミラータイプ型、まとわりつく等あるけどマイナーすぎるので省略。

参考url↓(問題があれば消します)
http://blog.livedoor.jp/rolle/archives/1055888377.html
http://rudxwa19.hatenablog.com/entry/2016/02/09/001535
http://ch.nicovideo.jp/blomog/blomaga/ar1070233

ゲンガーもこの3年で結構考察されてた様子。まとめてる最中ガルゲン時代というものを改めて実感させられた。