現シングルレート環境でパーティを組む際に気をつけたい4つのこと

ポケムーバーが解禁されるまでの現環境で、パーティ構築の際に気を付けたいと思ったことをメモ。

ファイアローの一貫性を作らない
ファイアローに隙を見せるパーティは環境から淘汰されるといっても過言ではないほど疾風鳥は流行っている。たとえばユキノオー/ガブリアス/ローブシン/ウルガモス/メタグロス/ブルンゲルのような第5世代では何の変哲もないパーティでも、今ではファイアロー1匹に駆逐されうる。対策としては一致技を両方半減に出来るWロトムバンギラスカバルドンメガボスゴドラ等の数字受けできるポケモンを採用するなど。それでもきつかったらステロ採用も視野。

サンプル→ファイアロー@鉢巻or青空プレ ブレバ/フレドラ/蜻蛉/寝言or鬼火or追い風



・Wロトムに荒らされない
ファイアローの流行に伴い、鬼火強化も相まってWロトムも大流行している。注意しなければならないのがこいつに有利対面を作られたときどれだけ被害を抑えられるかである。具体的にはボルチェンで対面アドを取られる・鬼火を撒かれる・ドロポンぶっ放されるのどれが来ても持ち直せるような選出を心掛ける(水タイプのボルチェン使い、しかも鬼火実装は非常に厄介)。もしくは有利対面を作らせる前に叩くとよい。この点を甘く見てると普通に崩されることが多い。

サンプル→Wロトム@お盆orスカーフ ドロポン/ボルチェン/鬼火/10万orめざ氷or守る



・メガフシギバナに荒らされない
→メガ進化することで耐久・火力が大幅に増加した上、特性が厚い脂肪となり非常に突破しにくくなったポケモン。今の物理主体環境では厄介なことに、B種族値が40も上がってるせいでHBぶっぱすればファイアローの鉢巻ブレバさえも耐える。この硬さで眠り粉、宿木をバラ撒いてくるわけだから面倒なことこの上ない。草タイプや草食を投げても一致ヘド爆が飛んでくるのでメタとしては微妙。こいつが環境にいるうちは催眠対策や草毒に居座れる駒の検討をするのがよいかもしれない。

サンプル→フシギバナフシギバナイト ギガドレ/ヘド爆/眠り粉/宿木or光合成



メガガルーラで詰まない
メガガルーラはA125という指数を持ちながら特性の親子愛で襷貫通1.5倍の攻撃を打ってくる。さらに猫騙しも覚えるためB特化Wロトムでも猫騙し+恩返しで乱数落ちする(お盆以外)。これだけならまだ何とかなるのだが、こいつはグロウパンチを覚えるので、有利対面を作らせてしまうとグロウパンチという名の剣の舞が決まってしまう。これを許してしまうとAぶっぱなら恩返しは陽気珠バシャの+2飛び膝以上、捨て身タックルならジュエル飛び膝以上、地震で陽気ドリュの+2地震以上、不意打ちでもAぶっぱグロスの鉢巻コメパン(5世代火力計算)以上の指数が出てしまう。頭おかしい。対策としてはゴーストタイプ(肝っ玉注意)や不意打ちに耐性がある高速アタッカーを採用するなど。ちなみにダブルでも岩雪崩のせいで(ry

サンプル→ガルーラ@ガルーラナイト グロウパンチ/不意打ち/恩返し捨て身T地震猫騙し辺りから2つ




他にもマリルリクチートリザードントゲキッスガブリアスバンギラスギャラドスパンプジンなど注意しておきたいポケモンは多いが全部書くとキリがないので略。


これらの対策がなくても立ち回り次第ではなんとかなることもあるが、安定して勝ち星を増やすためにはできれば心掛けておきたいところ。