拘束技についてちょっと考察。
拘束技とは
しめつける
まきつく
ほのおのうず
からではさむ
すなじごく
マグマストーム
うずしお
まとわりつく
のことで4〜5ターン定数ダメを与えつつ相手の交換を封じる技である。
XYにおいて拘束系の技は
1, 定数ダメが1/16→1/8
2, しめつけバンドの強化定数ダメが1/8→1/6
3, 粘りのかぎづめの拘束ターンが6→7ターン
4, 待望の命中率100拘束技(まとわりつく)登場
と地味だが大幅な強化がなされた。
特に定数ダメの強化は魅力的で、しめつけバンドと合わせればフルで縛って相手の体力を5/6(4ターンなら2/3)削れる。粘りのかぎづめもフルで縛れば7/8削れる。
また、守るをはさむことで、しめつけバンド拘束により確実に相手の交換先に1/3のダメージを与えることもできる。マグストぶっぱするゴキとかでやられると割とシャレにならない。
これらのことから拘束技も充分採用に足りえるスペックになったと思う。
運用方法は大きく分けて2つあり、
・1つ目は、耐久ポケモンに採用して毒々感覚でじわじわ削る方法
・2つ目は、起点作りポケに採用して相手を拘束し、壁や土産捨て台詞蜻蛉等で裏に繋ぎ有利対面を作る方法(退場すると拘束効果は消えるので注意)
今回の仕様変更は一般的な運用である1にとって追い風になったが、2の運用でも恩恵は大きい。特にこれまでの拘束技は、同じ運用が出来た眼差しや通せんぼうに比べて技外しのリスクが付きまとっていたのだが、今回登場したまとわりつくは、命中率100の無効タイプ・特性がない(ヌケニン除く)ため採用価値が高い。
以下サンプル例
ビビヨン@しめつけバンド 臆病HBS(複眼)
まとわりつく/身代わり/眠り粉/羽休めor暴風
無限ビビヨンみたいなの。無対策な回復技のない低〜中速は完封できる。C振ってもまとわりつくで仮想敵のHPを1/8も削れないので、粘りのかぎづめよりしめつけバンドの方が個人的に評価が高い。
ワタッコ@襷 臆病CS(すりぬけ)
まとわりつく/置き土産/アンコール/ギガドレ
露骨に起点作りに行くワタッコ(もっと汎用性を与えた方がいい)。速くて拘束できて退場できる奴。エルフーンがまとわりつく覚えたらそっちでいい。似たようなことはダグ(アリ地獄)やラティ♂(うずしお)でも出来る。
レート復活はよ